
にじさんじは、多くのVtuberを抱える大手のグループです。
しかし、人気があるからこそ炎上することも少なくありません。
本記事では、にじさんじで話題になった炎上エピソードを紹介します。
「なぜ炎上したのか?」「その後どうなったのか?」を詳しく解説。
過去の事例を知ることで、Vtuber業界の裏側も見えてくるはずです。
気になるエピソードをチェックし、話題の流れを押さえましょう。
歴史に残るにじさんじの炎上事件

葛葉の炎上エピソード
にじさんじのトップライバーである葛葉も、炎上の歴史から無縁ではありません。
彼の炎上エピソードとして代表的なのが、SNSでの不用意な発言や、ゲーム配信中の行動が原因となったケースです。例えば、特定のゲームプレイ中に起きた配信での発言に対する批判や、大人数配信でのコミュニケーションの行き違いが炎上を招いたことが挙げられます。
一方で、こういった問題を冷静に受け止め、反省や謝罪を迅速に行う姿勢を見せてきたことで、ファンの信頼を回復し活動を続けています。
物理的な炎上事件の知られざる側面
にじさんじの炎上といえば通常はネット上での話題が多いですが、文字通り「物理的」な炎上事件も存在します。代表的な事例としては配信機材のトラブルや、特定のイベント中に起きた火災につながるリスクが話題となったことです。
これらのトラブルは外部の環境要因や急な事態が要因となる場合も多く、運営側の迅速な対応や安全性の見直しに関する取り組みがその後進められています。
EN所属ライバーのトラブル詳細
にじさんじEN(海外支部)所属ライバーたちは、活動する文化や環境の違いから独自のトラブルが起こることがあります。
その中でも特に話題となったのが、セレン・龍月が契約解除に至った一連の騒動です。運営との齟齬や、劣悪な環境を批判する声がSNSでも拡散され、コミュニティ内外で議論を呼びました。この問題は、ENライバーが抱える課題の一端を象徴するものであり、グローバル展開を目指すにじさんじ全体の課題として注目されています。
月ノ美兎
月ノ美兎さんはにじさんじ1期生のVTuberで、業界でも特に知名度の高い存在です。
同じ1期生の樋口楓さんや静凛さんと「JK組」というユニットでも活動しています。
月ノ美兎さんが炎上した理由は、前世(中の人)に関する噂が原因です。
前世は日発田実月花(しばだ みづか)さんとされており、過去のSNSアカウントが発見されたことで注目を集めました。
一部のアカウントでは、にじさんじの活動への愚痴や月収の安さに関する投稿があったと噂されています。
さらに、当時の交際相手とのやり取りの中に卑猥な内容が含まれていたことが発覚し、炎上につながりました。
現在はその騒動も落ち着いており、活動を続けています。
真堂雷斗
真堂雷斗さんは、デビューからわずか4日で契約解除されたVTuberです。
前世(中の人)はhqquさんと特定されており、過去に未成年飲酒や喫煙の経験があったことが問題視されました。
また、ファンとの不適切な関係(いわゆるオフパコ)の噂も炎上の一因となりました。
契約違反もあったとされており、デビューからわずか数日での契約解除となった異例のケースです。
葛葉
葛葉さんは元々個人VTuberとして活動していましたが、のちににじさんじゲーマーズに加入しました。
前世(中の人)はそにろじさんとされています。
そにろじさんは、プロゲーミングチーム「PENTAGRAM」に所属していた元ストリーマーです。
過去の配信では暴言を頻繁に吐くスタイルで知られており、そのことが原因でチームを解雇されています。
にじさんじ所属後も過激な発言が目立ち、炎上することが何度かありましたが、現在は人気VTuberとして活動を続けています。
椎名唯華
椎名唯華さんはにじさんじゲーマーズ出身のVTuberです。
炎上のきっかけは、2020年4月に配信の中止を発表した日に、前世の中の人が男性とゲーム実況をしていたことがリークされたことです。
リスナーの間では、その男性が交際相手ではないかという憶測が広がりました。
仕事を疎かにしてプライベートを優先しているのではないかという声も多く、炎上につながりました。
樋口楓
樋口楓さんはにじさんじ1期生のメンバーです。
炎上の原因は、Twitterでの誤爆ツイートです。
公式アカウントに誤って投稿したツイートが、月ノ美兎さんを指す隠語ではないかと話題になりました。
この件については後に釈明していますが、プライベートの裏アカウント用のツイートだったのではないかと推測されています。
夢月ロア
夢月ロアさんは、独特の訛りを持つVTuberとして人気でした。
炎上は、同じにじさんじ所属だった金魚坂めいろさんとのトラブルがきっかけです。
夢月ロアさんが「魔界訛り」として使っていた話し方が、金魚坂めいろさんの方言と似ていたことから対立に発展しました。
この件が長引いたこともあり、夢月ロアさんは現在も活動を休止しています。
郡道美玲
郡道美玲さんは男子校の女性教師という設定のVTuberです。
炎上のきっかけは、配信中に語ったエピソードの信憑性が疑われたことです。
特に高校教師の身バレ話が嘘ではないかと指摘されました。
そのほかにも、イタリア旅行中の配信で日本の廃品回収車の音が聞こえたことで嘘松疑惑が広がり炎上しました。
渋谷ハジメ
渋谷ハジメさんは、にじさんじ1期生のVTuberです。
炎上の原因は、個人情報の取り扱いミスです。
自身の誕生日企画でアクリルキーホルダーをプレゼントする際、運営の許可を得ずにGoogleフォームで住所を収集してしまいました。
さらに、その個人情報を運営に丸投げしたことが発覚し、大きな批判を受けました。
その後1ヶ月の配信休止処分を受け、約3ヶ月後に復帰しています。
炎上を乗り越えたライバーたちの現在

にじさんじのライバーたちは、時に炎上を経験しながらも活動を続けています。例えば、渋谷ハジメは過去に一部の行動が問題視されましたが、その後もゲーム配信を継続。ファンとの交流を大切にしながら、着実に活動を続けています。椎名唯華も一時期、視聴者との間にトラブルがありましたが、配信スタイルを見直し、今も多くの人に支持されています。こうした例からも、炎上を乗り越えて成長するライバーが多いことが分かります。
炎上によって一時的に活動を休止したライバーが、復帰後に成功を収めたケースもあります。例えば、甲斐田晴は視聴者とのトラブルで炎上しましたが、誠実な謝罪と配信内容の改善により信頼を回復。現在は安定した活動を続けています。また、運営やファンの支えも重要で、ライバーの復帰をきっかけにコミュニティ全体が活性化することもあります。
中には、炎上がむしろライバーの個性として受け入れられたケースもあります。例えば、物述有栖の「キス配信」は一部で話題になりましたが、彼女の独特なキャラクター性が評価され、注目を集める結果となりました。また、静凛の「中の人」問題が噂された際も、特に動じることなく活動を続け、根強いファンの支持を維持しています。炎上の影響を最小限に抑えるためには、ライバー本人の対応やファンとの信頼関係が大きな鍵を握っているといえます。
まとめ
にじさんじに所属するVTuberたちは、人気の高さゆえにさまざまな炎上事件やトラブルが話題になりやすいです。
活動中の発言やSNSでの行動は影響力が大きいため、些細なミスでも大きな騒動に発展することがあります。
今回紹介した事件の多くはすでに解決していますが、炎上の背景を知ることでVTuberという職業の難しさや人気の裏側を感じることができます。